はじめまして、東井(とうい)栗園です。 東井栗園は石川県の能登半島、穴水町の二子山麓にあります。 能登では田畑で野菜やお米を作り、山で山菜やきのこ、海では魚や海藻を頂きます。自然と人々の共生が古くから息付き「世界農業遺産」にも選ばれています。そんな能登半島で、昭和42年から栗栽培を始めた家族経営の栗園です。
私たちが育てる能登栗
その昔海底の隆起から形成されたとされる能登半島の土壌は、海のミネラルをたっぷり含んでいます。 また、昼夜の寒暖差(能登沖で暖かい対馬海流と北方からの寒流が合流する影響)は栗の甘さを増幅させるため、より深い甘みの栗となります。 家族で大切にしている栗園で作られる栗は、 収穫・観光シーズン(9-10月)には息子や孫、家族が集まり、皆の思いで運営されています。 「能登はやさしや土までも」 という能登の風土を表した言葉があるように、 その素朴で温かい栗を伝えていきたいと思っています。
東井栗園の熟成栗
落ちた栗を丁寧に選別し、その日のうちに氷温保存して1か月ほど熟成させています。 低温で保存をすることででんぷんが糖に代わり、より甘みが増した栗になります。